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チョコレートブルー

思ったこと、考えたこと、そのまま Twitter:@mk1010_syj

知らなかった楽しさを教えてくれた2014春イベの話

Disney
 
ディズニーには一年を通して季節ごとに様々なイベントがある。昨年一年のディズニーでの出来事を振り返ったとき、一番にくるのはやはり春のイベントだ。今回はその話を書きたいと思う。この記事は単なる思い出の記録だと思って読み進めてほしい。
 
 
 
昨年2014年の春イベは両パークで以下のようなものだった。
 
ランド「ディズニーイースター
シー「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」
 
ディズニーでは、同じ名前のイベントを一部衣装などをリニューアルしながら数年連続で行う、というのが最近の傾向になっている。この年は、ランドでイースターが2年振り*1に開催され、新パレード「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」*2が始まった。一方シーの「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」は、2012年、2013年と続けて開催されてきたイベントで、2014年は3年目にあたる年だった。
 
 
そして、私が初めて年間パスポートを購入したのは2014年2月末のことだ。それまでの私は、ただひたすらアトラクションに乗り、それを如何に一日で制覇できるかについてしか頭になかったのだが、この春イベをきっかけに、その考えは180度変わることになる。
 
 
忘れもしない2014年4月6日の日曜日、この日は春イベが始まって初めてのインだった。開演直後、ワンマンズ・ドリームⅡ*3の2回目公演の抽選をしたところ、落選してしまったため、私はどうしようかと考えていた。そして、せっかくイースターが始まったのだから限定のショーを見ようと思い、「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」の1回目公演を1時間ほど待って見ることにした。
 
 

思えばこれが全ての始まりだった。

 
 
「バニーバニーダンスって何!?」
「なんか音楽かわいい!!」
チップとデールってこんな可愛くて面白い感じだったっけ??」
「ミッキーが紫の燕尾!?かっこいいけどうさ耳かわいい!!」
「ぎゃあああああああ、ミニーちゃああああああん、ピンクのドレスとかうわあああああかわいいいいいいい」
「あれ、パレードってこんなに楽しかったっけ?」
 
 
 
私はこのとき決意した、「まだ午前中だし、このあとシーに行って春イベのショーを見れるだけ見てみよう!」と。
 
 
実はこの日は、午前中はよく晴れて暖かかったものの、昼過ぎくらいにゲリラ豪雨のような霙混じりの大雨が降って急に寒くなったりと、日中はかなり不安定な天気だった。
そんな天候もあり各ショーの実施が不安ではあったが、これから先雨が降る予報ではなかったため、決意そのままに私はディズニーシーへ向かった。
 
着いてからToday*4と睨めっこして考えた結果、時間的にちょうど良かった「スプリングタイム・サプライズ*5、そして終了後に「イースター・イン・ニューヨーク」*6を見ることにした。
 
思えば「ショー待ちをする」という行為をしたのもこれが初めてだった。「スプリングタイム・サプライズ」では1時間、「イースター・イン・ニューヨーク」では1時間半程度待っただろうか。ショーのためにそんなに待つなんて、今までの私では絶対に考えられないことだった。
 
 
そして「スプリングタイム・サプライズ」が始まり、ミッキー・ミニーも登場してワクワクしながら見ていたところ、まさかの事態が起こる。
 
 
風キャン。*7
 
 
強風のためショーが途中で中断してしまった。今考えてみればいつ中止になってもおかしくない強風っぷりだったのだが、失意のまま私はその場を離れ、少しブラブラしてから、「イースター・イン・ニューヨーク」が行われるウォーターフロントパーク*8へ向かった。
 
 
始まる前私は、とにかくどんなショーなのだろうという、期待も不安もない純粋な気持ちで待っていた。
 
先に言っておくと、幸いなことに天候は安定し、このショーは最初から最後まで問題なく行われた。だがショーが始まった途端、私の中に渦巻いたのは、無事ショーが開催されたことに対する安堵などではなかった。いや、もちろんその気持ちもあったが、そんなものはすぐに吹き飛ばされたのだ。
 
 
 
ライトアップされた舞台
それ彩るブラスバンドの生演奏
キャラクターとダンサーさんのテーマに合わせたカラフルな衣装
ワクワクするような音楽
完璧なエンターテイメント性
 
 
 

素晴らしいの一言だった。
私はただただ圧倒されていた。

 
 
その日から、パークに行く機会の大半はこのショーに捧げる日々が始まった。主には毎週金曜日の午後、学校からパークへ行くことが多かった。午前中に授業が終わってすぐ舞浜へ向かい、シーに入ってすぐ待機列に並んで、19:25の通称「夜回」*9を4〜5時間待って見て帰る。課題が終わらないときは、ノートPCを持ち込んでその時間にやった。そうやっていろいろ無理してでも、どうしてもどうしてもできるだけ多く記憶にとどめたいと思えたショーだった。休日にワンデー*10の妹を誘ってインしたときには、12時過ぎから7時間ほど待って見たこともあった。
 
 
やがてコートも上着もいらなくなり、日中は汗ばむような陽気になってきた6月19日、私の春イベ見納めはこの日だった。春イベの中盤、私はこの「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」が開催3年目であること、来年はもうやらない可能性が高いことを今更ながら知った。「見納め」というものがこんなに悲しくなることも初めて知った。思い入れがあればあるほど「最後」は悲しい。
この日も昼間から7時間ほど待ち、センターの真横からショーを見た。写真撮影もそこそこに、私はショーのひとつひとつを目に焼き付けた。終了したその瞬間は、不思議と虚無感はなかった。
 
 
だが秋になり、同じウォーターフロントパークでハロウィンのショー*11が行われるようになったとき、初めて喪失感を感じた。「イースター・イン・ニューヨーク」に出演していたダンサーさんをそのショーで見かけたのもきっかけだった。そして同じ頃、次年度のイベントスケジュールとその内容が発表された。2015年春のディズニーシーの予定の中に「ミッキーとダッフィーのスプリングヴォヤッジ」の文字はなかった。「イースター・イン・ニューヨーク」はもう二度と見られないことが公式発表によって決定した瞬間だった。
 
とてつもない喪失感だった。
 
でも後期以降、大学の忙しさからインできる回数は夏までに比べて激減し、それに身を任せているときはそのことを忘れられるような気がした。
 
 
そして季節はあっという間に巡って、やがてクリスマスも終わり、異例の混雑となった1,2月も過ぎ、春休みの混雑がピークとなった3月31日、私は年パスを更新した。迷いは全くなかった。また一年間ディズニーと共に季節を辿っていきたい、そんな気持ちでいっぱいだった。
 
 
いよいよ、今年の春イベであるディズニーイースター2015が、4月2日から両パークで始まった。私は今、この記事を書きながら舞浜へ向かっている。実は4月1日のプレスレビューの日にシーの新ショー「ファッショナブルイースター」を見る予定だったのだが、待っていた2回目公演は残念ながら雨によりキャンセルになってしまい、まだ観れていない。今日は久々に晴れそうだ。何よりこのショーは周囲の方の評価も上々で、とても楽しみにしている。
 
 
もう新しい春を迎える準備はできている。その根底にあるのは、2014春イベ、その中でも「イースター・イン・ニューヨーク」を決して忘れないという思いなのかもしれない。
 
そう、きっと春は何度でも新しい。
 
 
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※ディズニーに詳しくない方が読んでくださったときのために、といろいろ考えながら書いた結果、脚注が大変なことになりました。読みづらくてすみません、意味不明ですみませんorz
 
 
 

*1:「2年振りに開催」2013年春は30周年の幕開けだったため季節イベントはなし。

*2:「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」秘密のイースターガーデンをテーマに、ディズニーキャラクターがイースターをお祝いするパレード。

*3:「ワンマンズ・ドリームⅡ」正式名称は、ワンマンズ・ドリームⅡ-ザ・マジック・リブズ・オン。ディズニーランドで行われているレギュラーショーの一つ。

*4:「Today」その日のエンターテイメント情報がわかるパンフレット

*5:「スプリングタイム・サプライズ」アラビアの仲間たちがミッキーたちを迎えてサプライズをする春の祭典、がテーマのショー。

*6:イースター・イン・ニューヨーク」ニューヨークで行われているイースターのお祭りを4つのユニットが盛り上げ、盛大に春の到来をお祝いするショー。

*7:「風キャン」強風によるショーの途中中断・中止のこと。この他にも、雨によるキャンセル=雨キャン、夏場の高温による安全確保のためのキャンセル=熱キャン、ショー機材のトラブルなどによる中止=シス調(システム調整)などがある。

*8:ウォーターフロントパーク」ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントにある広場。目の前にはホテルハイタワー(タワー・オブ・テラー)がそびえる。

*9:「夜回」主には日中に行われる「昼回」に対しての呼び名。このショーは3回目の夜回だけライトアップが行われ、昼間とは違った雰囲気を楽しむことができたため、夜回は特に人気が高かった。

*10:「ワンデー」ワンデーパスポートで入園する人のこと。多くは年パス所持者の対義語として使われる。

*11:「ハロウィンのショー」ニューヨーク・ハロウィン・フォリーズというショーのこと